エンベロープとは

FXウォーカー編集部FXウォーカー編集部

移動平均線を中心に上下に一定の値(2~3%と言われています)の差をつけて表したラインのことです。エンベロープを用いることで相場価格が移動平均線からどのくらい離れているかを見ることができます。

エンベロープの見方

相場価格が移動平均線からある程度離れると移動平均線の方向に戻る傾向が強いため、相場価格の反転、下落の判断材料の1つになります。

エンベロープ

図のオレンジ色が移動平均線、残りのラインがエンベロープです。
紫は+2.5%の、青は-2.5%のエンベロープです。同様に緑、ピンクはそれぞれ+5%、-5%のエンベロープです。

エンベロープから見る買いサイン

①の場合、相場価格が徐々に下落をしてきて、ピンクのエンベロープ(-5%のライン)に到達しています。相場価格が下がってきてエンベロープに触れているため、ここで価格が上昇する可能性が高くなるのです。つまり、ここでは買いサインということになります。

エンベロープから見る売りサイン

同様に②の場合、相場価格が上昇してきて緑のエンベロープ(+5%のライン)に達しているため、ここから価格が反転する(下落する)と判断できるため、売りサインとなります。

このように、エンベロープは移動平均線から大きく離れた状態での相場価格の変動ポイントを判断することに適したチャートなのです。

ラインに触れたら上昇・下降の可能性を示唆

③の場合、一旦下落した価格が少し上昇し、その後、青のエンベロープ(-2.5%のライン)に触れています。これでは買いサインとはいえないのですが、トレーダーとしてはここで「上昇する可能性がある」と心の準備をする必要があります。このラインを突き抜けてピンクのラインまで到達することもありますが、ここで反転する可能性もあるのです。そこを見極めて取引ができると、より勝率が高まります。

それではここで問題です!
Q:④のポイントではこの後、どのような推移を見せるかは判断できますか?
答え:下降する

③後に上昇を続けて+5%のエンベロープに触れているため、この後は相場価格は下落する可能性が高いです。よって、売りサインになるということになります。

エンベロープを利用する際の注意点

ただし、注意しなければならないのは、ローソク足がエンベロープに張り付いた状態で反転せずにそのまま上昇し続ける、もしくは下落し続ける場合もあるため、様々な要因(国際情勢や国内の状況)を踏まえて予想する必要があります。