FXの税金と確定申告のやり方まとめ

FXウォーカー編集部FXウォーカー編集部
FXの税金と確定申告

普段、会社勤めをしていると税金は会社が手続きをしてくれますが、FX等の副業の場合は自分で確定申告を行い、税金を支払う義務が発生します。確定申告のやり方や、税金の種類についてご紹介します。
※こちらの情報は2017年1月現在での情報となります。

確定申告を行わなければならない所得額

FXの利益は、法律上「雑所得」に分類されます。給与所得がある人は雑所得が20万円、専業主婦等の給与所得がない人は雑所得が38万円を超えると確定申告を行い、税金を納める義務を負います。

「所得」なので、収入から費用を差し引いたものを指します。つまり為替差益やスワップポイントなどの「収入」から取引手数料やFX本の購入、セミナー費用、パソコン代、ネット代などの「経費」を差し引いた額が「雑所得」となります。(経費は全額認められるものもあれば、一部しか認められないものもあるため注意が必要) なお、雑所得は給与所得と合算して総合課税という形になります。

FXでかかる税金の種類と税率

FXに対してかかる税金は所得税と住民税です。現在はFXにおける所得について、所得税は一律15%、住民税は一律5%の課税がなされるので、合計20%が課税率となります。

確定申告の必要性

1. 確定申告とは

1年間(1月1日~12月31日)の所得に応じて納税額を確定させ、申告を行うことで税金の過不足を清算する制度です。毎年、翌年2月16日から3月15日までの1か月間に確定申告の手続を行わなければならなりません。

2. 副業としてのFXの確定申告

マイナンバー制度の開始に伴い、「会社にバレてしまうのでは?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、きちんと「自分で納付する」手続きを行えば、会社側にバレることはありません。
確定申告書の2枚目に「住民税・事業税に関する事項」という欄に「住民税の徴収方法の選択」という項目があり、「特別徴収(給与からの天引き)」「普通徴収(自分で納付すること)」を選ぶことができるようになっているので、普通徴収を選ぶことで会社に通知がいくことはありません。ただし、市区町村から会社に連絡が行く場合もあるため、会社にバレるとまずいという方は前もって役所に相談しておくことが必要になります。

3. 損失が出ても確定申告はするべき

利益が出て「所得」がある状態では確定申告を行わなければならないと多くの方が理解していますが、損失が出ている場合でも確定申告はするべきです。それは、3年間の繰越控除が受けられるからです。
今年1年、損失が出ている場合は、所得がありませんので税金を納める必要はありません。しかし、翌年利益が出た場合、今年の損失分を控除して翌年の税金を支払うという形になるのです。つまり、損失が生じている場合に確定申告をすることで、3年以内に利益が出た場合、繰り越して控除がなされるため支払う税金を安くすることができるのです。

FXの確定申告のやり方

1. 確定申告書の作成方法

  • 確定申告書を印刷して手書きする
  • ネット上で数字を入力して印刷する
  • e-Tax(ネット)を利用する

の3種類の方法がありますが、現時点では手書きがスムーズです。

2. 提出する書類とダウンロード先

ダウンロードするもの

個人で準備するもの

  • 源泉徴収票
  • マイナンバーカード(通知カードでも可)

3. 記入~提出まで

必要事項を記入して税務署へ提出します。このとき、書き方が分からない場合は書類をすべて持って税務署へ行くことで担当者に聞きながら作成することができます。なお、税金は税務署で直接納めることができます。

4. ネットを通じて行う場合

国税庁のHP上でe-Taxやネット上で数字を入力して印刷することもできますが、最新OS、古いOS、Macに対応していないため利用できない場合もあります。PC環境が利用可能であればこちらを利用すると入力項目の流れがわかりやすいです。

FXの税金と確定申告のやり方まとめ

確定申告は手続きが大変だったり、準備するものがたくさんあるイメージがありますが、用紙のダウンロードと諸々の記入を行うことで手続きができますし、きちんと行わないと遅延金として請求がくる可能性がありますからしっかりと行うようにしましょう。利益が出ている方はもちろん、損失が生じた場合でも翌年以降の税金を抑えることができるので、毎年確定申告をきちんと行いましょう。

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