FXと株の違いとは?

FXウォーカー編集部FXウォーカー編集部
FXと株の違い

副業として人気の高いFXと投資として人気の高い株。どちらも初期費用を元に資産を増やしていくことでは共通していますが、細かい部分で様々な違いがあります。FXと株の違いを様々な視点からまとめました。副業を始める際の参考にしていただけたらと思います。

FXとは

FXとは外国為替取引のことで、2国間の通貨のレート差を利用して利益を上げる方法のことです。
ニュース等で「本日の為替相場は、1ドル101円20銭~30銭で取引されています」という言葉を聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。FXはこの「為替相場」を用いた資産運用を行い、利益を上げるのです。
例えば、1ドル101円のときに買って、1ドル104円のときに売れば3円の利益になります。逆に1ドル100円のときに売った場合は1円の損失となります。

日々変動する相場を読み取り、利益を上げる活動を行う中で、相場が下がったときに損失を抑える動きを行ったり、市場の動向を読み取り有利な取引に持ち込んだりとゲーム性が高く、分析を好む人にとってはぴったりの投資であると言えます。

株とは

一般的に「株」と略称されますが、正式には株式投資のことを指します。運用期間によって目的が大きく2つに分類されます。

長期運用の場合は、優待権利と配当金を得る目的となります。株式を保有することで、各種割引やホテル等の予約の優先権が与えられます。このことを俗に「株主優待」といいます。株式を購入することは長期運用で見た場合、「優待の権利を買う」と置き換えることもできます。また、配当金は年に2回、配当金を受け取る権利が発生する日に株券を保有していることで確実に得られることができます。この配当額は「株式保有率」によって決定しますので、保有株式の総額が多ければ多いほど配当金の額も大きくなります。
また、株式保有者は「株主」となるため、その会社の経営方針の決定権が当たられます。
このように、長期運用の場合は多くの権利を受け取ることができます。

短期運用の場合はFXに近い形になります。
上場企業の発行する株券を「安く買って高く売る」ことで利益を得ます。例えば、株券一式10,000円で購入し、その株券の時価が10,500円のときに売れば500円の利益となり、逆に9,700円のときに売れば300円の損失となります。

FXと株の違い

  FX 株式投資
投資対象 通貨 企業
投資対象数 50通貨 約4,000社
変動要因 国の政策や国際情勢 企業の業績
知識 世界経済、為替、統計学など 企業、業界、財務、会計等
取引時間 平日24時間 平日9時~15時(昼休みあり)
初期投資金額 数千円から 数万円から
レバレッジ 25倍 約3倍(信用取引による)
値動き(変動率) 1%~30% 0.5%~2%
金利の受け取り 毎日 年2回

1.投資対象と投資対象数

FXは50通貨の中から2国間のレートを選んで運用を行います。通貨が対象になるため、対象数は株式投資に比べて少なくなりますが、通貨の組合せにするとかなりの種類があります。しかし、マイナー通貨(発展途上国などで用いられている通貨)はリスクも高いため、主要通貨(市場で多く取引されている通貨)での取引がほとんどなので、実際に取引を行う通貨の組合せの種類は少ないと言えます。株式投資は株式を発行している上場企業4,000社の中から企業を選んで投資をします。
企業が対象になるため、その企業の経営状態や方針、取組等によって投資先を決定していきます。

2.変動要因と必要な知識

FXは通貨の取引になるので、その通貨が使用されている国内の政策や政治状態、国際情勢によって相場が左右されます。また、マイナー通貨は主要通貨の価格変動に大きく影響を受けることもあるため、関連性を把握しておくことで利益の増大と損失の抑制に役立てることができます。従って、世界経済や国際情勢、為替、過去のデータからの統計学などの知識が必要になります。

株式投資はその企業の財政状態によって価格が変動するため、FXと比べると比較的狭い範囲内での認識で済みます。しかし、ライバル企業の動向や一般的な趣向、ニーズによって価格が変動する傾向にあるため、時代を先読みする力が必要となります。そのため、企業に対する知識やその業界の知識、貸借対照表や損益計算書から状況を把握するために財務、会計などの知識が必要となります。

3.初期投資金額とレバレッジ、値動き

FXは資金がかからず、株式投資は資金がかかるといったイメージがある方も多いですが、まさにその通りです。しかし、損失となった人の割合から考えるとどちらもさほど変わりはありません。「株」への投資で利益を残している人も多くいるのです。
FXと株式投資の資産運用での大きな違いはここにあります。FXは4,000円程度の初期費用で始めることができます。初期費用が少ないため、投資金額にかけられる倍率(レバレッジ)が高く設定してあるのです。例えば、100円の投資であっても、レバレッジを25倍に設定すれば、2,500円分の投資が可能ということです。さらに1日あたりの値動きも1レート自体が安価に設定されているため価格の変動率も株式投資に比べて高めになっています。

株式投資は企業の発行する株券を購入するため、購入する株式の額面金額で買うことになります。このため、初期費用が数万円必要になります。初期費用が大きくなる分、レバレッジは低めに設定されています。初期投資の額も大きく、レバレッジも大きいとハイリスク・ハイリターン過ぎてしまいます。また、変動率もFXと比べてかなり低いです。
どちらもレバレッジを用いて発生した収益を受け取ることができますが、逆に損失が生じた場合はその損失を支払わなければなりません。

4.金利の受け取り

FX、株式投資ともに利回りが設定されており、金利を受け取ることができます。

FXの場合は毎日この金利を受け取ることができます。これがFXを行う利点の1つであるとも言えます。
相場が安いときに多く保有し、保有中に金利を受け取ることができ、相場が上がれば購入価格と売却価格の差で利益を生み出すことができます。

株式投資の場合は長期運用目的での保有であれば、配当金という形で金利を受け取ることができます。これは、金利の受け取りが年2回と決まっており、配当金を受け取る権利が発生する日に株式を保有していることが条件になるためです。従って、購入価格と時価の差から利益を得ようとする短期運用では、配当金を考慮せずに取引を行う必要があります。

5.取引時間

FXは平日24時間取引可能なので、会社員の方でも時間に縛られることなく行うことができます。また、仕事中に相場を把握することができないため、予め価格を設定することで自動的に取引を行ってくれるシステムも存在します。

一方、株式投資にはこのようなシステムはなく、取引可能時間も限られています。そのため、個人で行う場合に専門家に委任をしたり、委託をしたりするケースが増えています。

自分にぴったりの取引を選ぼう

FXも株式投資も、双方に魅力がありますが、FXは初期費用も安くて手軽に始められ、株は目的に応じて運用法を変えることができ、無名の企業を見つけることができれば、その企業の急成長によりかなりの額を稼ぐことができます。
株にはFXの要素も含まれているため、初心者の方はFXで感覚を掴み、その後に株へと投資方法を切り替えていくのがいいのではないでしょうか。

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